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冬のモンゴル乗馬旅行服装ガイド!−40℃の草原でも快適に過ごせた私のリアル防寒術

サインバイノー!ツォクトモンゴル乗馬ツアーのSugiです。

−20℃以上にもなることがある冬のモンゴル。服装をどうすればいいか迷いますよね。

コツは、スキーに行くような格好をベースに、動きやすさと防風性を両立させること。
私自身、真冬の草原で馬に乗ってきましたが、きちんと準備すれば想像以上に快適でした。

今回は、初心者でも寒さ知らずで乗馬を楽しめる冬の服装のポイントを、体験談を交えて紹介します。

冬のモンゴルはどれくらい寒い?

冬のモンゴルは、想像よりずっと冷えます。
ウランバートルやナライハで−20〜−40℃僻地では−50℃に達することも。

乗馬中に感じる温度差

じっとしていると寒くても、馬に乗っているときは、体がポカポカしてきて「思ったより寒くないかも」と感じます。
でも、止まった瞬間に冷気がスッと入り込み、指先や足先が一気に冷える。

この気温差を乗り切るためには、ちょっとした工夫が必要!

イメージはスキーの格好!冬のモンゴル乗馬の服装選びのコツ4つ

乗馬中は体が温まり、止まると一気に冷える。

そんな寒暖差の激しい環境では、「スキーに行くときのような服装」がぴったり。
雪や風を防ぎつつ、動いてもムレないスタイルを目指しましょう!

コツ1. レイヤリング(重ね着)を基本とする

冬の乗馬では、動くと暑く、止まると一瞬で冷えます。
だからこそ重ね着で温度調整できる服装が大切です

  • インナー: 吸湿発熱系(ヒートテックやウール)
  • ミドル: フリースや薄手ダウンなど、通気性のある中間着
  • アウター: 防風・防水ジャケットやスキーウェア

この3層を意識すれば、真冬でも意外と快適に過ごせます。

コツ2. アウターは軽くて防風・防水が基本

重装備よりも、“風を通さず動ける服”が正解。

軽量ダウンやスキーウェアのような防水・防風ジャケットが理想です。
厚着を重ねるよりも、脱ぎ着しやすい1枚で温度調整を。

コツ3. インナーとボトムスは「温かく・伸びる」が命

ヒートテックやウール系インナーを重ね、動きやすさをキープ。
下は裏起毛パンツや冬用キュロットが最適です。
重ねすぎると動きが鈍くなるので、保温と軽さのバランスを意識しましょう。

コツ4. 小物で“冷えるスキマ”をなくす

一番冷えるのは指先・つま先・首まわり。
厚手ソックス+スノーブーツ、風を通さない手袋、
ネックウォーマーやバラクラバ(目出し帽)で完璧!

部位別・冬の乗馬服装ガイド【現地スタッフ実体験ベース】

「寒くても乗れる」かどうかは、装備次第。
ここでは、実際にスタッフが真冬のモンゴルで使っている服装をもとに、部位ごとの防寒ポイントを紹介します。

上半身

防風アウター+保温ミドル+吸湿速乾インナー。
基本はこの3層構造。フードがあれば、必ず頭にかぶっておくこと。
風でバタつくと馬が驚くため、かぶらないならフードなしのアウターを選びましょう。

スタッフの場合:
ヒートテック極暖+長袖シャツ+トレーナー+マムートのダウン+パタゴニアの極厚耐火コート(古着)。
この組み合わせで、−40℃の草原でも快適でした。

下半身

吸湿発熱タイツ+防風ズボン+中綿ズボンの重ね着。
綿パン・ジーンズは汗冷えするのでNG。
スキー用パンツでも代用できます。

スタッフの場合:
極暖ヒートテックレギンス+ワークマンの冬用登山ズボン+キャンプ用の中綿ダウンズボン。
登山用だと馬にまたがる姿勢でもつっぱらず、暖かさと動きやすさのバランスが絶妙。

足元(重要)

スノーブーツでOK!
スニーカーは冷え、登山靴はあぶみに合わないためNGです。
遊牧民の靴を貸すこともできますが、サイズが合わなかったり清潔でない場合もあります。

冬用の安いブーツでいいので、準備しておきましょう!

スタッフの場合:
ワークマンの「FieldCore」シリーズ(約2,500円)。
軽くて暖かく、カイロなしでも快適でした。
※モデル名は毎年変わりますが、同系統を選べば安心です。

手・首・頭まわり

手袋は二重構造(ヒートテック+防水)がベスト。写真を撮るならスマホ対応だといいですね。
ネックウォーマーやバラクラバで顔の凍傷を防ぎましょう。
耳を覆う帽子(コサック帽・ニット帽など)があると一日中快適です。

スタッフの場合:
バラクラバ+ネックウォーマーのダブル使いで完全防備。
鼻まで覆うと息が凍らず快適です。

その他の防寒アイテム

  • 靴下は二重履き+足用カイロ(ただし熱くなりすぎ注意)
  • 背中にもカイロを貼ると保温効果アップ
  • サングラスやスキーゴーグル(強い日差しと雪の照り返し対策)
  • 保湿クリーム・リップ・日焼け止めも忘れずに

スタッフの実感:
ワークマンのブーツが優秀すぎて、足用カイロは熱くて途中で外しました。
でも背中は風が当たるからあったほうがいいですね。

これはNG!冬のモンゴル乗馬でやりがちな服装ミス


安全にに草原を走るためにも、避けるべき冬の乗馬の服装をチェック!

サイズが合っていない服

乗馬は“動きながらバランスを取る”スポーツ。
ダボッとした服は馬具に引っかかるリスクがあり、ピタピタすぎる服は体をひねる動きが制限されます。

理想は、体に沿いながらも肩やひざが自然に動かせる余裕があるサイズ感。
ゆったりした上着を選ぶ場合は、腰回りが広がりすぎないタイプを選びましょう。

サンダル・ヒール靴

言わずもがな、足元の自由がきかないのは危険。
スニーカーも冷えやすく、登山靴はソールが硬すぎてあぶみに合いません。

寒さを味方に冬のモンゴル乗馬を楽しもう

マイナス40度の世界でも、正しい服装さえ知っていれば、寒さを軽減して乗馬に集中できます。

レイヤリングで温度をコントロールし、スノーブーツで足元を守り、小物で隙間を減らすことがポイント。

今回の内容を参考に、服装を整えて、思いきり冬のモンゴルの雪原を走り抜けましょう。

もしお困りの際は、お問い合わせ時に気軽にご相談くださいね。

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この記事を書いた人

スギウラ ユウ

スギウラ ユウ

アウトドア好きのアラフォー編集者。ユニークな体験を求めて国内外をさまよう。デジタルデトックスに憧れて旅に出るも、結局パソコンを手放せないのが悩み。ツォクトHPを世界一のモンゴル旅メディアにして、モンゴルを元気にするのが野望。