モンゴルのチンギスハーン国際空港、深夜到着便で朝まで過ごすことになる時、気になるのは「空港泊できるの?」ってことだと思います。
結論から言うと、「ナシよりのアリ」って感じですが、できるだけ快適に滞在いただくために、寝れる場所などをまとめましたのでご覧ください。
空港周辺にはホテルがなく、ウランバートル市内までは1~3時間かかる。タクシーとホテル代を考えると、空港で朝まで待つのが現実的です。
韓国経由便の場合、02:40に到着する飛行機があります。ツアーの場合は朝に迎えに来ることになるため、朝まで空港で寝ることは可能なのかについて、2025年3月5日、気温-15℃の中、空港で夜を明かしてみました。
チンギスハーン空港は24時間稼働
空港は24時間稼働していて、お店も24時間やっているところがちらほらあります。
コーヒーショップ、cuコンビニ、スーパーが深夜でも空いていました。
飲食の心配はなしですね。

空港内の様子とセキュリティ
全体的なセキュリティ
空港は24時間出入り自由。スリや置き引きのリスクは常にあります。
でも、深夜は意外と安全かもしれません。僕がいた時は、特に怪しい人はいなかったし、一人で寝ている人も多かったです。
警備の人が巡回しているという感じはないため、身辺の注意は自分自身で行う必要があります。
2階の休憩スペース

大きめの椅子がたくさんあって、横になって寝ることも可能。
枕になるものがあると快適。ただし、物音で目が覚めやすいし、荷物から目が離せないから、熟睡は難しいかも。
複数人なら安心だけど、一人だとちょっと心細い。
荷物を体と繋げておくもの(チェーンや紐)があれば、ある程度安心して寝れるかもしれませんが、周りの人はそんなことはやっていないので、浮きそうなのもあれですね。

こんな感じで寝ている人もいました。
2階の座席スペース

横になれない場合、座るところもあります。
カウンターと椅子があって、足元に荷物を置くことができますので、少し安心です。
座りながら寝ることもできるかもしれませんが、なんとなく落ち着きません。
本を読んだり、パソコン作業をしたりするのに最適な場所です。
充電もできます!

また、2階は4時を過ぎると人が増えてきました。座るところが全部埋まるぐらいです。
1階の安全な場所

1階はタクシーの仕事を探している人がいたりして、少し人が多いです。スリに会う確率は高めかもしれません。
ただ、集合場所になっているところは、周囲を柵で囲われたエリアがあり、人が来るのは一方向に限られているため、そこなら荷物かま置き引きされる心配は低いです。横にはなれませんが、座って安心して寝れそうですね。
実際に座ってみると、安心感はかなりのものでした。もちろん、隣に人が来たりすると安心できませんが、深夜であれば人も少ないので隣に座られることはないでしょう(逆に隣に座ってきたら警戒すべきです)
ただ、後ろ側から回り込まれて荷物を持っていかれる可能性は0ではありませんので、意識しておきましょう。頑張れば体を入れて荷物を持っていかれそうな隙間があります。

このディスプレイは、数分ごとにCMが流れるため、少しうるさいです。
以上、モンゴルのチンギスハーン国際空港で寝るのはアリ?ナシ?でした!
僕は少し横になって目を瞑ったぐらいで寝れませんでしたが、朝までウロウロしながら時間を潰せましたので、深夜から朝まで過ごすことも可能と言えるでしょう!