馬の後ろには立たないようにしましょう。
急に知らない人が後ろに現れると、びっくりして後ろ足で蹴ってきたりすることもあります。
馬に自分の姿を見せるように馬の左側からゆっくり近づきましょう。
安全のために遊牧民が手綱を持ってから馬に跨りましょう。
乗馬したら、鞍がぐらぐらしないか、手綱の長さはあるか、鎧の位置は適当かを確認しましょう。
特に鎧の位置は重要です。
自分の一番楽と思える長さに調節してもらいましょう。
わからない時は、しばらく乗馬してから長さを調節してもらっても大丈夫です。
手綱の力加減は重要です。
ゆるすぎると、馬が急に走り出した時に止めることが難しくなりますが、逆に手綱を緊張させた状態だと馬が嫌がってしまいます。
安全かつ馬にも優しい手綱加減を目指しましょう。
馬は敏感で、慣れてない音や急な動きにおびえることがあり、ときには危険な事故につながることがあります。
ガサゴソ音やチャックの上げ下げの音でもびっくりする馬もいます。
背中のリュックから荷物を出すときや、服を脱ぎたい時は一旦馬から降りて行ってください。
でも馬の性格を見極めることができれば、乗馬しながらカメラで撮影とかもできるようになりますので、色々とチャレンジしてみましょう。
あぶみは、深くふみこまないように。つま先の一番分厚いところあたりに足を置きましょう。
あぶみに足が引っかかって引きずられると大事故になることがあります。
あぶみの把持は常に意識しましょう。
落ちているゴミに驚くことがあります。(ビニール袋、ハリガネ、空き缶)
ゴミは踏んだりしないように避けて行きましょう。
特にハリガネは足にひかっかると馬が怪我をするため、跳ねて回避しようとすることがあります。
前方をよく見て進んでください。
ビニール袋が風に乗って飛んでくるのを馬は怖がります。
どうしても避けきれない時は、近づいて来る前に馬に見せておきましょう。
馬もつまずくことがあります。
つまずくと馬の前足がガクッとなって、姿勢が前かがみになって一瞬焦りますが、たずなを上に持ち上げるように引っ張ってあげてください。
うまく呼吸が合えば馬も「この人はわかっている」と安心して信頼してくれるようになります♪
下り坂のときはたづなをゆるめにして、馬が坂道を降りて行きやすいようにしてあげましょう。
体の重心は後ろめで。
バランスをとってあげたら馬も喜びます!坂が急な時は無理せず馬から降りて行ってあげましょう。
車が近づいてきたら離れて進むことを意識してください。特に後ろから来る車はとても危ないです。馬の視界に急に入ってきた時は、すごく驚いて走り出してしまうことがあります。車道からは離れて、後ろから来る車は、事前に後ろを向いて馬に車を見せておきましょう。
帰り道になると、馬がはやく家に帰りたくて(?)走り出したりすることがあります。
特に自分のお家が見えたときが一番危ない!
ぴゅーっと走り出してしまうかもしれないので、手綱はしっかり持っていましょう。
出発地点についても一人で降りないこと。
必ずガイドさんが手綱を持ってから左側にゆっくり降りましょう。
降りた後は馬の顔をなでなでしてあげて「おつかれさま!」と労ってあげましょう♪
馬で駆け足できる場所としては、なだらかに登りになっているでこぼこのない草原、ゴミや穴ぼこもない、草は短くて見通しが良いところが安全に走ることのできるところです。
駆け足中に地面に何かあると、馬はジャンプしたり横飛びしたりします。
安全な場所でも地面には気を配って気持ちよく走ってください!
馬で気持ちよく走ったあとに、ご褒美として草を食べさせてあげたくなる気持ちはわかりますが、走った後に馬の体が熱くなって汗をかいているときは、草を食べさせないようにしてください。
体が熱い状態で草を食べると、胃の中で草が固まってしまったりするため、馬の体に悪いのです。