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遊牧民が減少している本当の理由とは

ブログをご覧いただきありがとうございます!
モンゴル旅行専門会社kokoです。
今回は…

モンゴルの遊牧民が減少している本当の理由とは?

についての記事です。モンゴルを訪れる前に現状を知ることで、現地での学びもより深まるにちがいない!!!!

こんなに遊牧民が減少しているなんて知らなかった

モンゴルの遊牧民の減少…
実際結構深刻な課題があるんです。
私自身、モンゴルでの滞在で、多くのモンゴル人とお話をしました。

私は両親が遊牧民だよ

その中で驚いたことはたくさんありますが、その中で2つ紹介します。

私は今はウランバートルに住んでいるよ。
両親は遊牧民だし、兄弟も遊牧民なんだけど、私は勉強するためにおばあさんと一緒にウランバートルに引っ越したんだ。10代の頃から両親とは離れて暮らしているよ。

私は生まれたときからウランバートルに住んでいるね。
私が生まれる前に家族で遊牧生活からウランバートルに移動したんだ。長期の休みができると田舎に帰ることもあったけど、今はもうずっとウランバートルだね。

ちょっと待って、
え~~~~そうなの?
私の勝手なイメージはもっとたくさんの遊牧民がいると思っていた…
なのに、話す人話す人、ウランバートルに住んでいる人ばっかり。

ウランバートルの今

でも確かに、ウランバートルに行った時、渋滞すごいんです。
特に金曜の夕方とか、土日とか日本の渋滞じゃ比にならないくらい。
モンゴルの人口のうち、半分がウランバートルに住んでいます。

車も、ほんとうに動かないんです。
1m進むのに10分とか…めちゃくちゃ驚きました。

お話して感じたこと

勉強するために、ちゃんと教育を受けるために家族と離ればなれにならないといけないの…
ってことは、やっぱり遊牧生活と都市とでは教育の差が生まれちゃうのかな…
勉強をするために、子どもと祖母だけウランバートルに移動するって、考えたことなかった…
やっぱり遊牧生活は大変だから家族でウランバートルに引っ越すってこと、多いんだ…

でも理由はそれだけじゃないんです。
他にどのような理由があるのでしょう。

ゾドによる影響

そもそもゾドとは…

厳しい自然災害の一種で、特に冬に発生する極端な気象のこと。
ゾドは、家畜や農業に大きな影響を与えることで知られており、モンゴルの遊牧民にとって深刻な問題なんです。

ゾドの種類

ホワイトゾド: 極端な寒波と豪雪によって、地面が雪に覆われ、家畜が草を食べられなくなる状態。家畜が食料を得られなくなるため、餓死や凍死することが多くなる。

ホワイトゾド

ブラックゾド: 夏に雨が少なく、十分な草が育たないことで、家畜が冬を越すための栄養を蓄えられなくなる。その結果、冬に備えることができず、寒さや食糧不足によって家畜が死に至ることがある。

ブラックゾド
ブラックゾド

アイスシートゾド: 雨や凍結により、地面が氷で覆われる状態。この氷が草や水へのアクセスを妨げ、家畜が餓死するリスクが高まる。

アイスシートゾド

つまり、ゾドが、家畜に大きな影響を与えちゃっているんです。餓死、凍死しちゃうことも多いとか…
政府や国際機関も、ゾドによる被害を軽減するための支援活動を行ってはいるんだけど、、、

遊牧民はどうするのか

自身の生活をかけて育てていた家畜が、餓死しちゃったら遊牧民の収入も安定しなくなっちゃいます。

「こんなに苦労するなら、自分の子どもには、町に出て教育をしっかり受けさせて、安定した収入を得られるようになってほしい!」

そんな思いがあるんです。

遊牧民であることの社会不安ですね。

町にでるのも大変

町に行くにも大きなお金がかかります。
学費、生活費、、、
遊牧民の子どもを町へ行かせるために、家畜を全部売って学費に充てていることも多いんです。
そして、家畜がなくなった両親は都市で低賃金の仕事をする。
将来自分の子どもに養ってもらうために…

でも、実際は大学卒業の学歴ではうまく稼げなくなってきちゃっているんです。

私たちの"熱い"想い

私たちは、そんな遊牧民の生活を守りたい!強く想っています。

乗馬ツアーを通して、遊牧民が安定的な収入を得られる!
そうすると、遊牧民が遊牧民らしく生活できるようになる!
そして、遊牧民のモンゴルの文化を守ることができる!
その結果、遊牧民の減少を少しでも食い止めることができる!(魅力を感じ、増えていくかもしれない)
町で発生する課題も解決の方向にむかうのではないか!(渋滞など)
遊牧民国家として今後も存続できるようになる!
都市型農耕民族の我々とは全く異なった世界が維持できるようになる!

大きなことかもを言っているかもしれませんが、わたしたちは「本気」です。

遊牧民と定期的な打ち合わせとをしながら、常に「初心」を忘れず

遊牧民の生活を守り、そして、モンゴルの未来を守りたい。

私たちはこれからも進み続けます。

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ツォクトモンゴル乗馬ツアー日本人スタッフkoko。モンゴルの魅力をたくさんの人に伝えるために活動している。

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