
2025年の夏はゴビ砂漠へのフライトなし?
2025年夏のゴビ砂漠旅行をご計画中のお客様、特に飛行機のご利用をお考えの方に、大切な情報がございます。ゴビ砂漠の玄関口となりますダランザドガドの空港(グルバン・サイハン空港)ですが、現在、改修・建設プロジェクトの影響で、2025年夏は4月時点で国内線のフライトが運休となる予定です。
フライトを利用すれば時間を有効活用できるため、この状況はご旅行計画に影響があるかもしれません。この記事では、現在わかっている空港の状況、ご旅行への影響、そして他のアクセス方法について、分かりやすくお伝えします。
ダランザドガド空港(グルバン・サイハン空港)の工事とフライト運休の可能性と理由
ゴビ砂漠観光の拠点、ウムヌゴビ県の県庁所在地ダランザドガドにある「ダランザドガド空港(空港コード: DLZ)」。地元では「グルバン・サイハン空港」とも呼ばれています。
現在、この空港では、主に以下の動きがあるようです。
- 既存空港のアップグレード工事: 現在の空港をより機能的にするための改修工事が進められている模様です。国際基準(「4Cカテゴリー」)に適合させ、将来的には国際線の受け入れも視野に入れているようです。旅客ターミナルや滑走路などが改善される可能性があります。
- 新しい国際空港の建設計画: さらに長期的な計画として、より大きな飛行機が発着できる新しい国際空港(「4Dカテゴリー」)をダランザドガド郡内に建設する構想も進められています。こちらはまだ初期段階のようです。
「1. 既存空港のアップグレード工事」の影響で、現在ダランザドガド空港を発着する定期便が運休しています。
※空港の状況や工事の進捗は流動的です。常に最新の情報にご注意ください。
ゴビへのフライト再開時期はいつ?
2025年4月時点では未定です。MIATモンゴル航空・アエロモンゴル航空に問い合わせたところ、2025年の8月か9月にはフライトするかも?という情報もありますが、工事の問題と予算的な都合もあって運休が続いているとのことです。
ご旅行計画への影響:飛行機が使えない場合の移動時間は?
これまで、首都ウランバートルからダランザドガドへは、飛行機で約1時間半。ゴビ砂漠へのアクセス時間をぐっと短縮できる便利な手段でした。
しかし、もし飛行機が利用できない場合、主な移動手段は**陸路(お車)**となります。ウランバートルからダランザドガドまでの所要時間は、道路状況や休憩時間にもよりますが、一般的に片道8時間から10時間以上を見込む必要があります。
もし飛行機利用を前提に短い日程で計画されていた場合は、旅程の大幅な見直しが必要になるかもしれません。移動時間だけでなく、長距離移動に伴うご負担なども考慮して、ゆとりのあるプランをご検討いただくのがおすすめです。
ゴビ砂漠への主なアクセス方法:陸路(車・バス・ヘリコプター)での移動
飛行機が利用できない場合、ウランバートルからゴビ砂漠(ダランザドガド)へは、お車での陸路移動が一般的です。
- チャーター車(ドライバー付き): 旅行者の皆様にとっては最も一般的な方法です。経験豊富なドライバーが運転するジープやミニバンなどをチャーターします。ご自身のペースで移動でき、途中の景色を楽しんだり、気になる場所に立ち寄ったりできるのが魅力です。
- 公共バス: 費用を抑えたい場合の選択肢ですが、時間がかかり、快適性の面らも、観光でのご利用はあまり一般的ではありません。
- ヘリコプター:ゴビ砂漠を快適に観光する手段として、ヘリコプターでの観光も可能です。車やバスよりも料金はめちゃめちゃ高くなってしまいますが、限られた日数での効率的な観光にはおすすめです!弊社でヘリコプターを使ったゴビ観光の手配可能です。
ウランバートルとダランザドガドを結ぶ道路は近年舗装が進んでいますが、一部未舗装の区間が残っている可能性もあります。長時間のドライブになりますので、信頼できる車両とドライバーの手配が大切になってきます。
弊社では以下のツアーでゴビ砂漠への車で移動するツアーを開催しています。弊社の大人気ツアーとなっていますので、ぜひご検討ください。
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モンゴルのゴビ砂漠周辺を観光する周遊ツアー(3泊4日〜) (ホンゴル砂丘・バヤンザグ・ヨリーンアム渓谷)| ツォクトモンゴル乗馬ツアー
モンゴルのゴビ砂漠周辺を観光するツアーです。乗馬未経験の方でもご安心ください。ゴビ砂漠の著名なスポットであるホンゴル砂丘・バヤンザグ・ヨリーンアム渓谷を巡り、南ゴビの多様な自然を体験ください。
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2025年夏にゴビ砂漠旅行を計画する際のポイント・対策
2025年夏のゴビ砂漠旅行を計画されるにあたり、以下の点にご留意いただき、準備を進めていただくことをお勧めします。
- 陸路移動を前提に計画: 現時点では飛行機の利用が難しい可能性を考慮し、ウランバートルからの陸路移動を基本とした旅程をご検討ください。
- 余裕のある日程で: 移動に時間がかかるため、前後の宿泊を含め、ゆとりのあるスケジュールをおすすめします。
- お早目のご準備を: 陸路移動の需要が増えることも考えられます。信頼できる旅行会社へのご相談や、車両・ドライバーの手配、ツアーのお申し込みはお早めにされると安心です。
- ツアー内容のご確認: パッケージツアーをご利用の場合、移動手段と所要時間がどのようになっているか、事前にしっかり確認しましょう。
- 体調管理も大切に: 長時間の移動に備え、ご旅行前後の体調管理にもお気をつけください。
まとめ:最新情報を確認し、柔軟な計画でゴビ砂漠旅行を楽しみましょう!
2025年夏のゴビ砂漠旅行では、ダランザドガド空港の状況により、ウランバートルからの陸路移動が中心となる可能性が高いことをお伝えしました。
移動時間は長くなりますが、車窓から眺めるモンゴルの広大な景色や、道中での思いがけない発見は、陸路ならではの貴重な体験となるはずです。日本では決して見ることのできない風景が、そこには広がっています。
常に最新情報をチェックしつつ、状況に応じて柔軟に計画を調整しながら、安全で思い出深いゴビ砂漠の旅を実現してくださいね。
ご不明な点やご心配な点がございましたら、どんなことでもお気軽に弊社にご相談ください。皆様の素晴らしいご旅行をサポートできるよう、努めてまいります。