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夏のモンゴル服装完全ガイド|6〜8月の気温やシーン別コーデを現地ツアースタッフが解説

サインバイノー!ツォクトモンゴル乗馬ツアーのSugiです。

「夏にモンゴル行くんだけど、結局なに着ていけばいいの?」

ツアーのお客様からよく聞かれる質問のひとつ。

モンゴルの夏は、日本の夏とはまったく別物。昼間は半袖でTシャツ1枚、なのに夜はダウンを羽織って震えながら星を見上げる。そんな世界。

そこで今回は、6・7・8月の気温の違いから、シーン別の正解コーデまで、現地ツアースタッフ目線でガッツリ解説します。

まずは1分でわかる!夏のモンゴル服装まとめ

詳しく見る前に、服装まとめを表でサクッとチェックしましょう!

シーン日中朝晩必須アイテム
ウランバートル市内シャツ+薄手シャツシャツ+雨風よけできるアウター日傘 or 帽子、サングラス、日焼け止め、リップ
ツーリストキャンプ・ゲル泊シャツ+雨風よけできるアウター+長ズボンシャツ+薄手ダウン+フリース帽子、日焼け止め、サングラス、リップ
草原テント泊シャツ+雨風よけできるアウター+長ズボンシャツ+薄手ダウン+フリース+雨風よけできるアウター帽子、日焼け止め、サングラス、リップ
乗馬中シャツ+雨風よけできるアウター+ストレッチ長ズボンなしスニーカー 、乗馬用手袋か軍手、サングラス、日焼け止め、リップ
ナーダム観戦(7月)シャツ+雨風よけできるアウター薄手ダウン帽子、日焼け止め、雨具、リップ

ポイントは「重ね着で気温差10℃以上に対応すること」。これがわかっていれば、大体の失敗は防げます。

※ジャケットは雨風を防げるレインウェア兼用タイプがおすすめです

※シャツは薄手の長袖がおすすめ。暑がりの方は、Tシャツの上から薄手ジャケットを

夏のモンゴルの気候|6月・7月・8月の違いは?

「夏=暑い」のイメージで来ると痛い目を見るのがモンゴル。気候の特徴は、簡単にいうと寒暖差・紫外線・突然の雨。同じ夏でも6月・7月・8月で微妙に違うので、行く月の特徴をしっかり押さえておきましょう。

体感温度の考え方は下記のコラムでチェック!

6月|まだ朝晩は寒い、緑が育ち始める初夏

6月のウランバートルは最低気温9℃・最高22℃。日本でいうと5月のGW頃の気候です。日中は爽やかですが、朝晩はかなり冷え込む時期。

草原はまだ緑が薄く、6月中旬を過ぎたあたりから一気に緑が濃くなってきます。「写真で見る原色の緑の草原」を期待していくと「あれ、ちょっと茶色い…?」となることも。ベストショットを狙うなら6月後半以降が◎。

でもベストシーズン前で人が少ないので、ゆっくりしたい方にはかなりおすすめ!

7月|ナーダム期、UVもMAX、夏のピーク

7月は最低気温12℃・最高24℃。夏のピークで、ナーダム祭り(毎年7月11日〜13日の国家祝日、2026年は土〜月)目当ての観光客で街が一番賑わう月です。

ただ、日差しは強烈。紫外線指数(UVインデックス)は平均で「8(非常に強い)(※)」で、日本の真夏より焼けやすい...。

「曇ってるから大丈夫」と油断していると、数日後にしっかり皮がむけます。私もやらかしました。

※参考:https://www.weather-atlas.com/en/mongolia/ulaanbaatar-weather-july

8月|お盆過ぎから秋の予兆、涼しさが戻る

8月は最低気温11℃・最高23℃。お盆前まではしっかり夏ですが、お盆を過ぎると一気に秋の気配が漂ってきます。朝晩の冷え込みも強くなるので、薄手フリース+薄手ダウンは必携。

8月後半に行く方は、9月初旬の服装も視野に入れて準備しておくと安心です。「夏のつもりで来たけどもう秋だった」というのは、8月下旬あるあるです。

重ね着が正解!基本コーデ【3レイヤー】の組み立て方

夏のモンゴル服装で一番知っておきたいコツは「3レイヤー(層)で組み立てる」こと。登山やアウトドアの基本ですが、モンゴルの草原旅にもいえること。それぞれの層に役割があるので、順番に見ていきましょう。

ベースレイヤー|肌に直接触れる速乾シャツ

汗冷えを防ぐ、肌に一番近い層。

おすすめは速乾性のあるポリエステル系Tシャツや長袖シャツ、ポロシャツ。ユニクロのエアリズムやモンベルのジオラインでも十分機能します。手持ちのスポーツシャツやアウトドアシャツでOKです。

綿100%だと汗を吸ったまま乾かず、夜になるとひんやり冷たくなって体温を奪うので注意。せっかくの星空観賞も「寒い…」で集中できません。

ミドルレイヤー|薄手フリースで保温

体を温める、真ん中の層。日中は脱いでバッグへ、朝晩はサッと着れば一気に暖かくなる優秀な調整役です。

おすすめはユニクロのフリース。日本では真冬に着るような厚手のものは不要、薄手で十分。

ちなみに私は、コロンビアのフリースのときもあれば、無印のストレッチジャケットやモンゴルで購入したセーターを持っていくともあります。

アウター|薄手ダウン+雨風を防ぐ薄手ジャケット

風と雨と冷気をカットする、一番外側の層。夏のモンゴルでは、保温用の薄手ダウンと、雨風を防ぐ薄手ジャケット(レインウェアを兼ねたタイプ) の2枚をセットで持っていくのが基本です。

ダウンはユニクロのウルトラライトダウンや無印の薄手ダウンがコンパクトで便利。ジャケットは軽量で畳めるパッカブル仕様の防水・防風機能付きを。日中は両方リュックの中、夕方から夜にかけて出番が来ます。

シーン別!夏のモンゴルにおすすめの服装

ここからは、夏のモンゴルの滞在シーンごとのコーディネートを具体的に紹介。同じ夏のモンゴルでも、ウランバートル市内とテント泊では必要な装備がまったく違います。旅程に合わせて参考に。

ウランバートル市内観光|シャツと羽織もので

ウランバートル観光で、日中はTシャツでも歩けますが、日焼けが気になる方は長袖の薄手シャツを。

レストランやホテルでは冷房が効いていることもあるので、薄手の羽織りものが1枚あると重宝。

日差しは草原ほどではないものの強め。帽子、サングラス、日焼け止め、リップは必須。

ツーリストキャンプ・ゲル泊|夜の冷え対策が命

草原のツーリストキャンプ(観光用に整備されたゲル滞在地)での基本コーデは、日中はシャツ+薄手ジャケット(レインウェア兼用)+長ズボン。日差しが強くても、風が冷たい日があるので羽織りものは持っておきましょう。

帽子・日焼け止め・サングラス・リップは日中の必須セットです。

朝晩は薄手ダウン+フリースを重ねて、しっかり防寒。

草原テント泊|朝晩はフル装備

昼はシャツ+雨風をしのぐジャケットで大丈夫ですが、朝晩はシャツ+薄手ダウン+フリース+雨風をしのぐジャケットをフルで。寒がりの方は、プラスで薄手セーターなどがあると安心。

テント泊はツーリストキャンプに比べて遮るものがなく、夜に雨が降ることもあるので、体感気温がさらに下がりやすいと覚えておきましょう。

靴が濡れることがあるので、日本で防水スプレーをかけておくのがおすすめ。

乗馬中|股ずれと丈感が勝負

基本コーデはシャツ+薄手ジャケット+ストレッチ長ズボン。

乗馬中は日差しを浴び続けるので、薄手の長袖で腕もカバー。

ボトムスは、登山用パンツなどのストレッチの効いた長ズボンがおすすめ。靴下はくるぶしより上まで覆う長めのものを選んでください。短いと、ふくらはぎが擦れて泣きます。

初心者で長距離・長時間の乗馬に挑む方は、サイクリング用のお尻パッド付きインナーを1枚仕込むのも◎。お尻の痛みが軽減され、翌日の乗馬がだいぶ楽になります。

靴は靴底が平らで甲の低いスニーカーがおすすめ。サンダルとビーチサンダルはもちろん、甲の高い登山靴やスパイク付きの靴はNG。万一落馬したときに鐙(アブミ、足を置く金具)に靴が引っかかったまま引きずられて事故につながります。

乗馬中の詳しい注意点や服装は下記のマニュアルもあわせてどうぞ。

ナーダム祭り観戦(7月)|街中で半日座る覚悟を

7月のナーダム期(毎年7月11日〜13日)にウランバートルへ来るなら、開会式やスタジアム観戦で半日座りっぱなしになることが多いです。日差し対策をしっかりと。

服装はシャツ+薄手の長袖、下はチノパンや動きやすい長ズボン。帽子・サングラス・日焼け止めは必須。

夏のモンゴルで揃えたい小物5選

服装本体ばかり気にして忘れがちな小物。実際にスタッフが愛用している小物を5つ紹介。

【必須】帽子

帽子は必ず用意を。おすすめは、つば広ハット+あご紐付き。草原は風が強い日も多く、普通の帽子だとすぐ飛ばされるので、広いつばで顔と首まで日差しをカット。そして、風で飛ばないようあご紐付きのものを選びましょう。

【必須】サングラス

紫外線対策はもちろん、草原を駆ける馬の上で目に飛んでくる小さな砂や虫から目を守ってくれます。おすすめは偏光サングラス。乗馬中は地味に大事。

【必須】UVリップクリーム

乾燥が強いモンゴル、唇は本当にすぐカサカサになります。普通のリップではなく、SPF入りのUVリップが◎。

【必須】薄手の手袋(乗馬向け)

乗馬中は手綱を握り続けるので、手のひらが痛くなります。軍手でも十分機能しますし、より本格的には乗馬専用グローブもあります。

【あると便利】薄手スカーフ

砂ぼこり対策、首元の日焼け対策、寒いときの防寒、と万能選手。1枚あれば3役こなしてくれます。

夏のモンゴル乗馬失敗談|現地ツアースタッフのリアルな話

私自身、夏のモンゴルの服装で何度か痛い目を見ています。これからモンゴルに来る皆さんに同じ思いをしてほしくないので、恥を忍んで失敗談をシェア。

テント泊で軽装出発→雨で凍えた夜

7月に初めてテント泊ツアーへ行ったときのこと。出発日のツーリストキャンプが日中ぽかぽかと暖かかったので、Tシャツ+薄手ダウンだけでいいやと判断。

これが大失敗。夜になって急に雨が降り出し、テント周辺の気温は一気に5℃以下まで下がりました。薄手ダウンだけで耐えようとしましたが、寒くて寝られないレベル。

教訓「テント泊はフル装備」。

リップを忘れて唇が皮むけ

巨大騎馬像を目指すゲル泊乗馬ツアーに行ったときのこと。顔と腕の日焼け止めはバッチリ塗っていったのに、リップだけ忘れ。

草原は風が強くて乾燥もすごい。半日も馬の上にいたら、唇がカサカサ。夜にはヒリヒリし始めて、翌朝には皮がペロペロ。

その日はやむなく、手ぬぐいを口元に巻いて乗馬。馬上で「これじゃ完全に変装した怪しい人」と自分でも思いながらの一日でした。ウランバートルに戻った瞬間、ドラッグストアに駆け込んで速攻でリップを購入。

唇は意外と無防備で、顔以上に焼けやすい場所。UVリップは必ず1本、ポケットに入れていってくださいね。本当に。

モンゴル現地で買えるもの・買えないもの

「現地で買えばいいや」と思って準備しないと来てみて慌てることも。ウランバートルで最低限は手に入りますが、品質と種類は日本とは違うということをお忘れなく。

購入できるものとしては、ウランバートルのノミンデパートやショッピングモールでは、Tシャツ・ジャケット・レインウェア・帽子など一通り揃います。価格は日本より少し安い〜同程度。観光客向けの民族衣装や小物も買えます。

一方で、ウルトラライトダウン・パッカブルレインウェア・速乾Tシャツといったアウトドア系の高機能アイテムは、選択肢がかなり限られます。あったとしても日本より高い価格になることも。機能的なアイテムは必ず日本から持参してください。

日焼け止めも日本人の肌に合ったものがおすすめなので、日本で用意しましょう。

よくある質問

最後に、夏の服装についてよくいただく質問をまとめておきます。

Q.服装でおすすめのメーカーはありますか?

手軽に揃えるなら、ユニクロや無印、機能にこだわりたいならアウトドアやスポーツ用品メーカーのものがおすすめです。

<スタッフSugiの場合>

ベースのTシャツや薄手ダウン、フリース系はユニクロや無印を選択。毎年モンゴルやキルギスで乗馬をしていて、洗濯が多いものは買い替えが必要なためです。

外側のアウターは丈夫で長く使えるように、コロンビアやモンベルの撥水ジャケットを愛用。

ボトムスはワークマン。夏も冬も使えて、2年ほど愛用中。ポケットも多くてコスパ抜群。

Q. 雨の予報がない日でもレインウェア兼用のジャケットは必要?

はい、必要です。モンゴルの夏は急に天気が変わることがあります。晴れていたのに30分後に土砂降り、ということが普通にあります。リュックに常備しておきましょう。

Q. 短パンで乗馬したらダメ?

避けてください。もしも落馬した時危ないです!乗馬中は必ず長ズボンで。

Q. 乗馬のときヘルメットは貸し出しがありますか?

ヘルメットとチャップス(すねあて)は無料で貸し出します。

万全の準備で快適な夏のモンゴル旅へ

Screenshot

夏のモンゴルの服装のポイントを押さえれば、寒すぎず暑すぎず快適な旅になります。

服装に不安があると、せっかくの草原や星空も「寒い…」「暑い…」で集中できません。

草原での乗馬旅を思いっきり楽しむためにも、しっかり準備してくださいね1

ツォクトの夏のモンゴル乗馬ツアー

Screenshot

服装の準備ができたら、あとはツアー選びだけ。ツォクトモンゴル乗馬ツアーは、遊牧民直営・日本語ガイド同行で、はじめての方でも安心して夏のモンゴルを満喫いただけます。

遊牧民のように馬で移動しながら旅がしたい方へ

星空×大草原モンゴル乗馬テント泊トレッキングツアー
乗馬未経験OK!星空テント泊を体験できる
【星空×大草原】未経験OKのモンゴル乗馬テント泊トレッキングツアー<3泊4日〜>
主な行き先ナライハ大草原・エルステ草原・タマガヌンウンドゥ山
開催期間4/20〜9/15
乗馬距離10〜20km(乗馬をする日)
ツアー代金(4名以上のお申し込みで)
¥93,000 〜/人

乗馬と文化体験を1度に楽しみたい方へ

ウランバートル観光付!巨大騎馬像を目指すゲル泊乗馬ツアー
乗馬+ウランバートル観光!欲張りプラン
【ウランバートル観光付】巨大騎馬像を目指す!モンゴル・ゲル泊乗馬ツアー<3泊4日〜>
主な行き先チンギスハーン騎馬像・ウランバートル市内
開催期間通年開催
乗馬距離10〜26km(乗馬をする日)
ツアー代金(4名以上のお申し込みで)
¥103,000 〜/人

一人参加もウェルカム、夏期(7/1〜8/31)は一人参加追加代金不要のツアーもあります。

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この記事を書いた人

スギウラ ユウ

Sugi

アウトドア好きのマーケター兼広報。ユニークな体験を求めて国内外をさまよい、モンゴルをきっかけにキルギス在住。好きなのは冬のモンゴル。デジタルデトックスに憧れて旅に出るも、結局パソコンを手放せないのが悩み。ツォクトを世界一のモンゴル旅メディアにして、モンゴルを元気にするのが野望。

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