
サインバイノー!ツォクトモンゴル乗馬ツアーのスギウラです。
モンゴルの大草原に、まさかの 天空のお寺 があるって知ってました?それが アリヤバル寺院。ただ、行くのは一筋縄ではいきません! 吊り橋、坂道、ラストは煩悩と同じ108段の階段! まるで修行。でも、その先には 息をのむ絶景 が待ってました。
今回は、 実際に訪れたときの体験や写真を交えながら 、この天空の寺院の魅力をたっぷりお届けします!
アリヤバル寺院とは?

テレルジ国立公園の岩山に囲まれた高台に建つチベット仏教の寺院。モンゴルでは、チベット仏教とシャーマニズムが根付いており、歴史的にもチベット仏教の影響を強く受けてきました。自然と仏教が融合した神秘的な景観が、多くの観光客を惹きつけています。
📍 アリヤバル寺院 基本情報

📌 住所:モンゴル・テレルジ国立公園内
🕘 営業時間:9:30〜18:00(季節・天候により変更の可能性あり)
💰 入場料:大人2,000トゥグルグ(約100円)子供1,000トゥグルグ(約50円)
アリヤバル寺院は比較的新しい施設で、時期によっては営業時間が変わることも。訪問前に最新情報をチェックするか、ツアーガイドに確認するのがおすすめです!
意外と新しい仏教寺院

アリヤバル寺院は、 1998年に建設が始まり、2004年に完成 した比較的新しい寺院。モンゴルにある寺院の多くは、20世紀前半のソ連時代に破壊されたものが多く、歴史の長い仏教寺院は限られています。そんな中、アリヤバル寺院は チベット仏教の精神を受け継ぐ新しい寺院 として再建されました。
完成からまだ20年ほどしか経っていないため、建物自体は比較的新しく、修復の必要も少ない状態。とはいえ、モンゴルの大自然の中に溶け込むように建てられており、外観だけでなく、周囲の風景とも調和がとれたデザインになっています。
チベット仏教の影響を色濃く受けたデザイン

屋根の形や装飾はチベット仏教の伝統的なデザインが施されており、内部には仏像や仏教画が描かれた壁画があり、神聖な雰囲気を漂わせています。
特徴的なのは、入り口から本堂へ続く道に並ぶ マニ車(経文が刻まれた回転式の祈祷具)。訪れる人々がこれを回すことで、 徳を積み、功徳を得るとされてているとか。
また、赤や金を基調とした装飾が施された本堂は、草原の中でひときわ目を引く存在。 モンゴルの広大な風景の中に、異国情緒あふれる寺院が佇む光景 は、訪れる人々に強い印象を与えます。
モンゴルの草原にそびえる、まるで象の顔のような寺院

アリヤバル寺院を遠くから眺めると、巨大な象の顔のようなシルエット に見えます。本殿が頭、本殿の両側が耳、長い階段が鼻ですね。フォトスポットとしても人気で、「どこから象に見える?」とベストアングルを探しながら歩くのも、ちょっとした楽しみのひとつ。
そして周囲には 壮大なモンゴルの大地。夏は緑が広がり、冬は白銀の世界に包まれる幻想的な景色。絶景の中に佇む寺院は、まるで別世界のような神秘的な美しさを放っています。
アリヤバル寺院への道のり|吊り橋、岩、階段…まるで修行?

今回モンゴルを訪れたのは冬。軽い観光気分で向かった私でしたが、気づけば 吊り橋、坂道、そして108段の階段 というプチ修行コース。しかも寒い!途中で何度も足を止めながらも、登りきった先には 圧倒的な絶景 が待っていました。
お金を払って入場。まずはチケット購入

駐車場に到着したら、チケット売り場へ移動し、入場料(2,000トゥグルグ=約80円)をお支払い。料金はリーズナブル。
最初は緩やかな坂、雪山が広がり穏やかな気分

道のりは最初こそ穏やか。目の前に広がる雪山と草原の景色 に「これはいい旅になりそう」と気分も上々。右側にはチベット仏教に関する説明書きが並んでいます。この時点ではまだ本当の試練を知らない…。
急変!?足がすくむ吊り橋ゾーン

「楽勝!」と思ったのも束の間、吊り橋ゾーン に突入!吊り橋の上で立ち止まると、思った以上に高い位置にいることに気づき、ちょっと足がすくむ…。景色は最高だけど、高所が苦手な人には試練かもしれません。ちなみに私は足がガクガクしました...
108段で煩悩リセット!清めの階段の先に絶景が待つ

吊り橋を渡った先に待っていたのは、煩悩の数だけある108段の階段。登るたびに雑念が消える…どころか、「もう無理…!」と心の中で叫びながら一歩一歩踏みしめる。
けれど、登りきった瞬間、目の前には モンゴルの大草原が一望できる絶景!息を整えながら振り返ると、遠くまで広がる壮大な景色に「登ってよかった…!」と実感。まさに 心も体もリセットされるご褒美タイム でした。
ここでしか見られない!アリヤバル寺院の見どころ

アリヤバル寺院には 絶景や仏教の歴史や文化を感じられるスポットが点在しています。
標高約2,000mの天空寺院から見下ろすテレルジ国立公園

足元に広がるのは どこまでも続く草原と奇岩が点在するテレルジ国立公園。遠くまで続くモンゴルの大地を眺めていると、まるで 空の上から世界を見下ろしているような気分 になります。
夏は草花に囲まれた美しい風景を楽しめますが、冬もおすすめ。草原が真っ白な絨毯に変わり、岩山も雪化粧をまとい、静寂の中にただ寺院が佇む幻想的な光景が広がります。私は写真や動画撮影のシャッターを押す手が止まらず、容量がいっぱいに(笑)。
カラフルで華やかな本堂

アリヤバル寺院の本堂は、カラフルな装飾 が特徴。中に入ると、金色の仏像や細かな彫刻 が並び、神聖な雰囲気に包まれます。
「ミラレパの洞窟」 瞑想修行の地を訪れ

本堂から少し離れた場所には、「ミラレパの洞窟」 と呼ばれる小さな建物があります。ミラレパは 11世紀の仏教瞑想者 で、厳しい修行を積み、悟りを開いた伝説の人物だとか。とても神聖な気分になりますが、冬は床が凍って滑りやすいので要注意! 足元をしっかり固めて訪れましょう
アリヤバル寺院をより楽しむためのヒント

せっかくアリヤバル寺院に行くなら、ベストなタイミング&準備万全で 旅を楽しみたいですよね!ここでは おすすめの季節、アクセス方法、持ち物リスト をご紹介。訪れる前にチェックして、最高の体験をしましょう!
ベストシーズンは夏?冬? 季節ごとの魅力を徹底比較

夏(6〜9月頃)
✔ 一面の緑と爽やかな空気! モンゴルの草原が最も美しい季節。
✔ 涼しくカラッとした快適な気候 で散策しやすい。
✔ エーデルワイスの花 が咲き、フォトジェニックな風景が楽しめる。
冬(11〜3月頃)
✔ 雪に包まれた神秘的な世界! 白銀の景色に寺院が浮かび上がる。
✔ 観光客が少なく、静寂の中でゆったりと寺院を楽しめる。
✔ -20℃以下になることも。防寒対策をしっかりしていれば、極寒ならではの美しさを満喫できる。
▶ 迷ったら? 夏は爽快&ハイキング向き、冬は幻想的な雪景色が魅力! どちらも違ったよさがあるので、好みに合わせて選びましょう。
快適に観光するための持ち物・服装リスト

アリヤバル寺院観光を 思いっきり楽しむための必須アイテム をチェック!
✅ 歩きやすい靴(坂道&階段対策)
✅ 帽子&サングラス(日差しが強いので必須)
✅ 防寒着(夏でも朝晩は冷える。冬はガチ防寒が必要)
✅ 水と軽食(寺院周辺には売店がほぼない)
✅ カメラorスマホ(絶景を撮るなら必須!)
✅ 日焼け止め&リップクリーム(標高が高く乾燥しやすい)
▶ 特に 防寒対策&日焼け対策 は重要!モンゴルの気候は 昼と夜の寒暖差が激しい ので、しっかり準備して快適に観光を楽しみましょう!
アクセス方法|ウランバートルからの行き方&移動手段

アリヤバル寺院は ウランバートルから東へ約55km、車で約2時間 の場所にあります。道中はモンゴルの壮大な草原を眺めながらのドライブとなり、旅のワクワク感が高まるポイントです。
🛎 ツアーで行くのがベスト!
✔ 車の手配や道案内の心配なし! スムーズに目的地へ到着できる。
✔ 現地ガイド付きなら、アリヤバル寺院の歴史や文化も深く知れる。
✔ テレルジ国立公園の亀岩やチンギスハーン騎馬像とセットで観光できるのも魅力。
寺院までの道は途中で舗装が悪くなることもあるため、安全で快適に行きたいならツアー利用が断然おすすめ! テレルジ国立公園のほかのスポットと組み合わせれば、1日でたっぷりモンゴルの大自然を満喫できます。
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✔ ウランバートルからの送迎付きで楽々アクセス
✔ アリヤバル寺院+乗馬+大草原の絶景をセットで満喫するプランも!
✔ モンゴル初心者も安心日本語ガイド付き
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