
モンゴルでの滞在は、「何をするか」よりも「どう受け取るか」で、満足度がまったく異なってくると思います。
同じ場所に泊まって、同じ人と過ごしても、
「暇すぎた」と言う人もいれば、
「時間が足りなかった」「また帰りたい」と感じる人もいます。
その違いは、日本の当たり前をどれだけ手放せたか、現地の環境をどのように受け入れるかだったりします。
だから、これだけ知っておいてほしい3つのことがあります。
①「暇な時間」は、何もない時間じゃない

遊牧民ホームステイでは、
「これをしましょう」「次はこれです」と、誰も言ってくれません。
例えば、お水。
ホテルの感覚だと「最初からもらえるもの」ですが、
遊牧民ホームステイはあくまで一般の暮らしの中で生活する形です。
もちろん、水を渡すということは知っていますし、渡さなければなりません。
ただ、やっぱり水を渡し忘れられることもあります。
でもそれは、サービスが雑なんじゃなくて、
「お客さん扱い」ではなく「一緒にいる人」扱いだからです。
そんなとき、
「もらってないんですけど…」と我慢するより、ぜひモンゴル語でチャレンジしてみましょう!
「水ちょうだい」
モンゴル語で → 「Ус өгөөч(オス オゴーチ)」
それだけで、空気が一気に和らぎます。
何も起きない時間は、
何も起きていないんじゃなくて、
こちらから動く余白がたくさんある時間なんだと思います。
「トイレはどこ?」
モンゴル語で → 「Нойл хаана байна?(ノイル ハーナ バイナ?)」
②「もらう旅」より「入りにいく旅」の方が、何倍も楽しい

乳搾り、薪割り、家畜の世話、料理の準備。
遊牧民の一日は、実はやることだらけです。
でも、それを「体験です」と並べてくれるわけではありません。
だからこそ、こちらから声をかけると世界が開きます。
「それ、手伝っていい?」
「何してるの?」
「やってみたい」
日本語は分かりませんが、日本語でいいです。思いは伝わります。
そう言うと、驚くほど喜んでくれて、気づけば仕事も遊びもどんどん増えていきます。
何もしてもらえなかったという人と、
忙しすぎて時間が足りなかったという人の差は、ここです。
旅は「してもらう」より、「関わりに行く」方が、圧倒的に面白いはず。
③ モンゴルの不便さは、欠点じゃなくて、最大の魅力です

電波がない。
時計がない。
シャワーも浴びられない。
コンビニもない。
日本の感覚だと「不便」なことばかりです。
でも実際に多くの人が言うのは、
「電波がなくてよかった」
「時計がなくて楽だった」
という言葉です。
時間に追われない。
通知に邪魔されない。
比較もしなくていい。
朝、自然に目が覚めて、
暗くなったら眠くなる。
そんな人間らしいリズムに戻れる場所は、今の時代とても貴重です。
まとめ
モンゴルのホームステイは、
「サービスを受けに行く場所」ではなく、
「暮らしの中に入る場所」です。
・何も起きない時間を味わう
・自分から関わりに行く
・不便さを楽しむ
この3つを持っていくだけで、
同じ場所、同じ人、同じ時間が、まったく違う景色になります。
そしてきっと、帰るときにこう思います。
「また帰ってきたいな」って。