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モンゴル乗馬ツアーで保険は必要?落馬や通院に備える海外旅行保険の選び方

乗馬

サインバイノー!ツォクトモンゴル乗馬ツアーのSugiです。

モンゴルの大草原を馬と駆けるこのツアーに参加される方には、海外旅行保険の加入が必須です。

今回は、落馬や通院、緊急帰国といった「もしも」に備えるために、最低限知っておいてほしい海外旅行保険のことや注意点をわかりやすくまとめました。ツアー前に必ずご確認ください!

ツォクトモンゴル乗馬ツアーの参加には保険加入が必須です

草原と乗馬

モンゴルの広い空と草原を思いきり楽しむためにも、「万が一」のリスクに備えてツォクトのツアーでは海外旅行保険の加入が必須となっています。おすすめではなく、加入しなければツアーにご参加いただけません。

乗馬はリスクの伴うアクティビティ

ツォクトでは遊牧民に大事に育てられたいい馬が揃っていますが、馬はやはり生き物。風の音にびっくりしたり、急に走り出したり、思いがけない反応をすることもあります。

実際に、在モンゴル日本大使館からも「乗馬ツアー中の落馬による重傷事故」が注意喚起として発表されたことがあります。

【リンク】乗馬ツアーに参加した邦人が落馬して重傷を負う事案が発生在モンゴル日本大使館

ツォクトでは、安全には最大限配慮していますが、「絶対に転ばない」という保証はありません。万一の事故の場合、補償できませんので、ご自身が加入されている海外旅行保険での対応となります。

だからこそ、保険で“もうひとつの安心”を用意しておくことが大切です。

現地医療・移送は高額になりがち

もし怪我をして病院にかかることになったら、モンゴルでは日本の健康保険は使えません。治療費・検査費・通訳・追加宿泊・車の手配など自分で払うことになります。

また、モンゴルでは対応できない場合、チャーター機などで緊急帰国するケースも。移送費は1000万円を超えることもあります。

「そこまでのことは起きないだろう」と思いたくなるかもしれませんが、保険は“起きないはず”ではなく、“起きてしまったとき”のためのもの

どんな保険を選べばいい?ポイント3つ

ツォクトのツアーでは、どの保険に入るかはお客様におまかせしていますが、最低限この3つのポイントを満たしていることがツアー参加の条件です。

いざというときに「使えなかった…」とならないよう、出発前にご確認をお願いします。

①「治療・救援費用3000万円以上」が出るもの

ツォクトのツアーでは、日本大使館の推奨金額として治療・救援費用が3000万円以上の保険が必須です。モンゴルでの医療費や緊急搬送は高額になるため、補償額が少ないと十分にカバーできないことがあります。

心配な方は、無制限補償の保険を選ぶと、より安心です。

② モンゴルでいざというときに必要な内容がカバーされている

一部の保険では、補償の対象地域や範囲に制限が設けられていることがあります。

念のため、ご加入予定の保険がモンゴルでの医療受診や緊急搬送に対応しているかをご確認ください。

③ 保険会社との連絡手段が確保できること

現地で何かあったとき、保険会社にすぐ連絡できる環境があると安心です。LINEやWhat’s upで連絡できる保険や、専用のアプリから連絡できる保険などもあります。いざというとき、どのような連絡手段で相談できるのかチェックしておきましょう。

スタッフはどうしてる?リアルな保険体験談

実際にモンゴルで働いているスタッフは、どんなふうに保険と付き合っているのか?いくつかのリアルな例をご紹介します。選び方の参考になれば嬉しいです。

Takeshiの場合

「僕は年会費数万円相当のクレカを渡航時の交通費などを決済して数千万円ぐらいの保証がつくようにしています。

Kokoの場合

「海外旅行のときは、以前は保険に入ってました。結局使ったことはないので使用感はわからないですが…。

最近はカードの利用付帯保険で対応してます。」

Sugiの場合

「私もクレジットカードの付帯保険を使っています。普通のカードだと補償が弱いこともあるので、保証が厚めのゴールドカードです。また、内容によっては追加で保険に加入することもあります。」

クレジットカード付帯保険を使う方への注意点

カード付帯保険は便利ですが、注意点もあります。

  • 旅行の交通費の支払いをカードでしないと保険が適用されない場合がある
  • 補償内容がシンプルすぎるカードもある
  • 緊急搬送や高額医療がカバー外になることがある
  • パッケージツアーの決済でないと利用付帯にならないことがある

カードの保険を使う場合は、補償額と発動条件をしっかり確認しておくことが大切です。

ツアー前にやっておくべき安全に関する準備

モンゴルで安心して対応するために、出発前にチェックしておきたいポイントをまとめました。

クレジットカードを持参する

現地で病院を受診した場合、費用はひとまずクレジットカードで実費精算することになります。利用上限に余裕のあるクレジットカードを1枚は必ずお持ちください。

保険会社の連絡方法を確認しておく

何かあったとき、すぐ保険会社と連絡が取れるかどうかはかなり大切。

  • 海外からの連絡先(電話・メール)
  • 加入証明書や契約番号などの控え
  • アプリや問い合わせフォームの有無

電波が不安定な場所もあるため、スクリーンショット保存や紙の控えも準備しておきましょう。

病院で必要な書類を事前に知っておく

保険金を請求するには、モンゴルの病院で診断書や領収書を受け取っておく必要があります

その場で伝えないと発行できないケースもあるため、必要書類の条件を出発前に確認しておくことを強くおすすめします。

安心の準備をして、大草原へ出かけよう

遊牧民ゲル(冬)

馬と旅するモンゴルでは、普段の暮らしとは違うことがたくさん起こります。いざというとき備えておくと、もっとのびのびとした度になるはず。しっかり備えて、安心して大草原へ出かけましょう。

乗馬ツアー前にチェック!安全に関連したリンク

もっと詳しく知りたい方や、旅の準備を進めたい方は、以下のページもぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

スギウラ ユウ

スギウラ ユウ

アウトドア好きのアラフォー編集者。ユニークな体験を求めて国内外をさまよう。デジタルデトックスに憧れて旅に出るも、結局パソコンを手放せないのが悩み。ツォクトHPを世界一のモンゴル旅メディアにして、モンゴルを元気にするのが野望。