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モンゴルの旧正月(ツァガーンサル)のしきたりなど

2026年2月の旧正月を体験してきました。

モンゴルのお正月は旧正月です。1/1ではありません。クリスマスや12/31のカウントダウンは都市部では行いますが、お正月は2月の旧正月です。

カウントダウンについてはこちら

2026年の旧正月は2/18〜20

2/17が12/31にあたる大晦日ですね。しかも2026年は丙午(ひのえのうま)ということもあって、馬といえばモンゴルにあっては、とても特別な新年の始まりになりました。では日ごとに解説していきますね。

2/18

新年の始まりです。ツオクト一家の男たちは初日の出の時間に集まって新年を祝います。

その後、10時ぐらいから両親がいる家に集まります。モンゴルでは親の面倒を見るのは末っ子なので、末っ子の家に集まることになります。

この日までにモンゴルボーズを数千個作り、来た人に振舞います。

モンゴルのお正月のしきたり

モンゴルの旧正月のしきたりについて解説します。

挨拶

まず家に訪問すると、年長者がその家の年長者に「アマルバエノー」と言って挨拶します。

両腕を前に出して荷物を持つような姿勢になり、相手が自分より年上なら自分の腕は下にして、相手が自分より年下なら自分の腕を相手の腕の上におきます。同い年であれば右手は上、左手は下というように腕は交差させます。

右側のkokoさんが年下という形ですね。

ほほをくっつけながらアマルバエノーと挨拶します。一緒に新年おめでとうございますというモンゴル語を言うこともあります。この時、相手がお年寄りであればお金を渡すことも多いです。20000tg札を渡します。ただ必ず渡さないとダメというわけではなく、できる人が渡すという感じです。意味合いとしては、お年寄りへのお年玉という感じでしょうか。子供にはおもちゃやお菓子をあげることが多いです。

以前は挨拶に来る人みんなにお土産をあげていましたが、あまりにもたくさんの数を用意しないと行けないため、下手するとゴミにしかならないような物になっていましたので、この風習はなくなりました。

僕も昔は物をもらっていましたが、もらったものを他の人へあげていたので、不要なものがみんなの手を通って回り続け、最後にはゴミ箱行きという物が溢れた現代には無駄な風習でした。

アマルバエノーの挨拶をした後、男性は鼻タバコを交換します。鼻タバコは匂いを交換し合うことで、お互いが敵ではないということを表すためと言われています。鼻タバコを持っていない人は、もらったタバコの蓋を開けて匂いをかぎ、蓋をしめて(しめすぎないこと)、蓋の上に親指で押さえないようにして相手に返しましょう。

主に使う手は右手です。モンゴルではなんでも右手でもらって右手で渡すようにしてください。左手は右手の肘にそえるとより丁寧です。

白い食べ物を食べる

挨拶で家を訪問した時、最初に白い物を食べたり飲む必要があります。

ミルクティー、アーロール、ボーズなどを食してから、肉を食べたりしてください。いきなり肉を食べるのは失礼に当たります。特に訪問して肉を食べてすぐに出ていくというのはとても失礼な行いです。

特に必ずボーズは食べましょう。ボーズを食べることはその家で作られたお正月料理を食べるという意味になり、家を受け入れるという意味合いがあります。ボーズをふるまってボーズを食べるという一連の流れが、お互いの信頼関係を確認するための重要な儀式でもあります。

服装

モンゴルデールを着て訪問するのが一般的です。特に挨拶をする時、男性は帽子をかぶって行います。

街中で素敵なモンゴルデールを見ることができるのも、お正月ならではですね。

お酒

お酒をふるまったり飲むことも大切なことです。飲まない方は無理に飲む必要はないですが、口をつけるふりはしてください。口もつけないというのは相手を拒否したように映ります。

旧正月で出てくるお酒は多岐に渡りますが、シミンアルヒ、馬乳酒、モンゴルウォッカ、ウイスキー、ワインが多いです。シミンアルヒは自宅でヨーグルトなどを蒸留させることで作る自家製のお酒です。家庭ごとに味が違うので、ぜひ飲んでみてください。アルコール度数もそれほど高くはないので飲みやすいです。

馬乳酒は秋に作ったものを冷凍してお正月の時に出します。夏の馬乳酒に比べると薄味です。やっぱり夏の馬乳酒が最高ですね。

旧正月期間のウランバートルや観光について

旧正月期間のウランバートルではほとんどのお店が休みになります。特にお土産購入などで便利なノミンデパートはクローズします。博物館も閉まります。レストランなども閉まっていることが多いです。

スーパーは空いているところもあります。

ウランバートル周辺の観光地では、チンギスハーン巨大騎馬像はオープンしています。

犬ぞりは事前に予約すれば手配は可能でした。2027年はどうなっているかわかりませんが、犬ぞり希望の方は問い合わせください。

旧正月期間の決め方

モンゴルの旧正月は中国の旧正月とは異なります。例年12月ぐらいに2月の旧正月期間が決まりますが、ツォクトさんによるとチベット仏教の偉い僧侶が決めているそうです。中国と日程をずらしているのは、ダライラマを信奉するチベット仏教だからかもしれませんが、単純に中国が好きじゃないからと言っていました。実際にどうなのかはわかりません笑

めちゃめちゃ詳しい旧正月についての解説は以下です。

以上、モンゴルの旧正月についての体験談と解説でした。

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この記事を書いた人

nagaoka takeshi

nagaoka takeshi

2013年から1年間モンゴルに留学してモンゴル語を習得。出会った遊牧民のツォクトさんのホームページを作ったことが経緯となって、ツォクトモンゴル乗馬ツアーの予約担当をしています。 最高の乗馬ツアーを作るために活動しています。モンゴル・キルギス・カザフスタンでの乗馬ツアーを各国の現地法人で運営しています。

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